私たちはアジアの女性と子どもの権利を守るため
   主に教育支援を中心に活動しているグループです。


世界AIDSデーin YOKOHAMA

12月1日は世界AIDSデーです。現在は治療法も確立しましたが、感染者への理解はまだ必要です。11月30日に、横浜そごう前の広場「世界AIDSデーin YOKOHAMA」が開催されました。 AWCは例年通りプラバンでレッドリボンを作るワークショップを行いました。

みんなで家の補修をしました

「おたがいさまプロジェクト」


「おたがいさまプロジェクト」は、開始から間もなく2年となります。小さなプロジェクトですが、着実に、早く、必要なものを必要な人へ、温もりも一緒に届けているような気がします。
10月に、昨年支援していた私設寮の子どもたちが中心となって、HIVに感染しているシングルマザーの家族の家の補修を行いました。この家庭には昨年、生活費の支援も実施しました。成人している娘さんからもサポートがあり、現在は暮らしの面では自立できたのですが、家の補修のような出費は家計の負担になります。タイは熱帯の国ですが、北部の山の中は冬は夜の冷え込みなどもあり、家を直して過ごしやすくすることは、HIV感染の女性にとっては大変重要です。
この補修の仕事を中心になって行ってくれたE君は、タイ国籍がなく、家庭も複雑で親の経済的な援助も完全に断ち切られている状態です。パイナップルの加工場に住み込んで、わずかな賃金で衣食を賄っています。しかし、困ったときはお互い様の精神で、ボランティア活動を行っています。
「おたがいさまプロジェクト」のタイコーディネーターである、ギー先生を中心に助け合いのネットワークが出来てきたことは素敵なことだと思います。自分自身が困難な状況にある中で、周りの人を思いやるE君の成長や頑張りから学ぶことは大変多いです。日ごろ大量生産、大量消費、大量廃棄の暮らしの中で、自分のことばかりを考えがちな私たちは、困った時はお互い様の気持ちで、周りの人に優しくなれる、そんな精神の崇高さを改めて彼らから教えていただき、見習わなければならないと感じています。

スラムの女性に


9月にマリ代表と、山本がチェンマイに赴き、ストリートチルドレンやスラムの支援をしているドロップインセンターを訪問しました。子どもたちと交流し、スラムに住む人々の状況などをお聴きした時に、不正出血が続いているけど病院に行けない女性の話を伺いました。
出血の手当てをするためのナプキンも手に入りにくいと知り、近くの薬局に行き、そこにあるだけのナプキンを買ってその女性に届けてくれるように頼みました。ドロップインセンターの代表のエック先生がとても喜んで、すぐにスラムに届けると約束してくださいました。何とか医療機関に繋がり、早く回復するようにと祈っています。

「獅子舞 in タイ」写真展

2018年に、女川の獅子舞がタイの村を訪問した「獅子舞 in タイ」の写真報告展を、フォーラム南太田(5月25日~6月2日)、横浜市なか区民活動センター(7月1日~30日)の2会場で開催しました。
会場では、心地よい笛の音と力強い太鼓のBGMが流れる中、獅子舞に驚きながらも心から楽しんだタイの村や子どもたちの様子などを来場された方にお話し、伝統文化の継承の重要性を理解していただくことができました

スラムの女性に

  

9月に、ストリートチルドレンやスラムの支援を行っているドロップインセンターを訪問した時に、スラムに住む、不正出血が続いているけど貧困ゆえに病院に行けない女性の話を伺いました。出血の手当てをするためのナプキンも手に入りにくいと聞き、近くの薬局にあるだけのナプキンを買ってその女性に届けてくれるようにお願いしました。何とか医療機関に繋がり、早く回復するようにと祈っています。

キルトを届けました


今年も、支援キルトの会ふーぷ様からキルトを8枚ご寄付いただき、9月2日、チェンライ県メースワイ郡のバーンパナセーリー保育園に届けました。この保育園はアカ族、ラフ族と中国人の3歳~4歳の子どもたち64人が通っています。
皆様が心を込めて作られたキルトを先生も、子ども達もとても喜んでいました。子どもたちの健やかな成長に大いに役立つことと思います。また、お預かりしたキルトの1枚をウェインパパオ県パーツキャオ村の村長さんのお宅に8月に赤ちゃんが生まれたとのことで、お祝いにさせていただきました。

おもちゃとキルトを保育園に


9月の東京女子大学のスタディツアーで、「日本おもちゃ図書館財団」からの
おもちゃと、支援キルトの会「ふーぷ」からのキルトをチェンライ県メースワイ郡のバーンパナセーリー保育園に届けました。この保育園には周辺の村からアカ族、ラフ族、中国人などの3歳、4歳の子ども64人が通っています。村の産業は農業で梅や紅茶の産地です。

子どもたちはプレゼントに目を輝かせ、さっそく遊び始め、食事時間になって
もおもちゃを手放さず、何度も注意をされるほどでした。
キルトの1枚はパーツキヤ村の村長の家に赤ちゃんが生まれたので、出産祝いにお届けしました。12月に入り今年はタイの山岳地域も冷え込みが厳しいという知らせが入りました。キルトはとても重宝されていることと思います。

女性自助グループへのミシン寄贈

「おたがいさまプロジェクト」

8月に「おたがいさまプロジェクト」で、チェンライ県メーサイ郡の女性たちのグループにミシンを寄贈しました。この地域はミャンマーとの国境の街で、多くの移民が暮らしている特殊な地域です。手に職を持とうと活動する女性グループの活動拠点から、ミシンの訓練がしたいという希望があったので、必要とされる4台のうち1台をAWCより寄贈しました。女性たちの作った製品を、AWCのバザーで売れる日が来るよ
うにと願っています。

ノンフォーマルエデュケーションの学校の環境改善

ノンフォーマルエデュケーションという教育システム


タイには、ノンフォーマルエデュケーションという教育システムがあります。日本の通信制と定時制を掛け合わせたようなものです。近くに学校がない、お金がない、農業を手伝わなければならない、親が教育に理解がない等様々な理由から教育を受けることができなかった人々が、一念発起して小学校の過程から学び直そうとする時の重要な拠点です。
8月に「おたがいさまプロジェクト」でノンフォーマルエデュケーションの学校、チェンライ県ムアン郡フエイチョンプー校の環境改善事業を行いました。この学校は、チェンライ市内からバイクで1時間半かかる山の中にあり、15歳~40代、50代まで様々な年代の40名弱が学んでいます。この地域は主に山地民が暮らしており、40代の村人の中には小学校も通っておらず、タイ語の読み書きが全くできないという人もいます。先生はチェンライ市内の本部より派遣されています。要請があり、AWCが環境整備のお手伝いをしました。校舎周辺の環境整備は学びの意欲を高めます。覆い茂っていた草を取り、テラスを作りました。材料は廃材や竹を利用し、できる限りお金やプラスチックを使わないように配慮されています。授業が終わった後、先生に相談をしたり、友人たちと情報交換をしたりできる、有意義な場となることを期待しています。

第26回AIDS文化フォーラム in YOKOHAMA

8月2日(金)~4日(日)かながわ県民センターにて


「AIDS文化フォーラム in YOKOHAMA <話す>と<リアル>に!!」が開催され、HIVや性に関して様々な視点から学び合う時間を今年も持つことができました。HIV感染等の感染症の根絶はSDGSの目標3「すべての人に健康と福祉を」のターゲット3に定められています。全ての人に与えられている尊い命が大切にされ、国や生まれてきた環境により差異が出ないようにしていきたいと思います。私たちは1階の展示場で来場の方々にタイのAIDS孤児の現状についての話をお伝えしました。

ストップ!児童労働キャンペーン2019

6月12日は「児童労働反対世界デー」です。


世界中で児童労働に従事している子どもの数は1億5200万人(2017年ILO報告)で、世界の5歳から17歳の子どもの10人に一人が児童労働に従事していることになります。児童労働は、2015年に国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」のゴール8で“撲滅”という言葉を持って掲げられています。 AWCでも例年のように「ストップ!児童労働キャンペーン2019」の共同団体としてレッドカードアクションを通して、児童労働根絶キャンペーンに協力していきたいと思います。皆さまもご協力をお願いいたします。
レッドカードアクションに関してはhttps://stopchildlabour.jp/2019/をご確認ください。6月16日までにこのURLからダウンロードしたレッドカードを掲げてSNSで広めると、子どもたちの支援に繋がります。

きのこプロジェクト

「おたがいさまプロジェクト」が実施しているジャレー村のピチャイ君のキノコプロジェクトは順調に行われています。4月から本格的に販売をして、最初の一ヶ月で5000バーツの売り上げがあったとのことです。タイは4月、5月が一番暑い時期なので、ここ最近は暑すぎてあまり収穫できないようですが、もうすぐ雨季に入るはずなので、そうすればキノコの栽培環境も良くなるだろうとの見通しです。菌床は6ヶ月程度使用できるので、まだ暫くは収入がありそうです。
ピチャイ君はある程度様子を見て、続けられそうだったら更に菌床を増やしたいそうです。最初は村の外の教会での販売が主でしたが、今は村の中でも評判になり、村人もよく買ってくれるそうです。
自立に向けて一生懸命なピチャイ君を心から応援しています。

あーすフェスタかながわ2019

5月18日19日あーすプラザにて開催された「あーすフェスタかながわ2019」に今年も参加しました。


2日間お天気にも恵まれ、多くの来場者がありました。AWCの活動やタイの手工芸品の販売を通し、多くの方とお話しをすることが出来ました。またここでしかお会いすることのない方とのうれしい再会もたくさんありました。ボランティアの皆さまお手伝いありがとうございました。

フォーラム南太田にて写真展

5月25日から6月2日まで、フォーラム南太田にて写真展を開催


「獅子舞 in タイ」の写真展を開催しました。
会場では、BGMで心地よい笛の音と力強い太鼓の流れる中、女川町の獅子舞の写真を見て、タイの村・子どもたちの様子などと共に伝統文化の継承の重要性を理解していただき、お互いの文化交流になったことをお伝えするよい機会になりました。

逗子トモイクフェスティバル2019

3月23日、24日に逗子市民文化プラザホールで開催された
「逗子トモイクフェスティバル2019」に出展しました。

このイベントは、子どもたちが自分の手で色々な物を作ったり、学んだりする会で、初日の午前10時の始まりと同時に大勢の子どもたちがブースに詰めかけ、タイビーズでのアクセサリー作りのコーナーは大賑わいとなり、子どもたちが大人の手を借りずに自分の好きな色のビーズに糸を通し、思い通りのアクセサリーを作り上げていきました。
民族衣装の試着も人気で、2日間でブースを訪れてくださった方が320人。多くの方々にタイの子どもたちの状況を知っていただくことができました。朝からボランティアをしてくださった皆さまありがとうございました。

おたがいさまプロジェクト キノコファーム

おたがいさまプロジェクトでは、この度チェンマイ県のジャレー村でキノコファームを行っているP君の事業への支援金を送ることしました。

 整然と並んだキノコの苗床おたがいさまプロジェクトでは、この度チェンマイ県のジャレー村でキノコファームを行っているP君の事業への支援金を送ることしました。
P君は、おたがいさまプロジェクトを担当して下さっているギー先生が、10年以上前から活動しているアカ族の青年グループ「デックランカオ」のメンバーでした。4年前にバイクの事故で川に転落し石で体を強打し脊椎を損傷してしまいました。最初の2年間は寝たきりでしたが、リハビリの末、起き上がって車椅子に乗れるまでに回復しています。
事故のせいで、誰にも会えず家の中で寝ているだけの日々となったために、将来の事を考える余裕もなかったそうですが、今は少しずつ前向きに考えることができるようになってきました。 前向きに頑張るP君
キノコファームは、小さな小屋を建てて苗床を1,000個用意して育てます。ヒラタケを栽培し、牧師さんが買い上げて町の教会で販売してくれるそうです。

カフェロータス

2019年3月から三ッ沢下町の「カフェ ロータス」でAWCの商品の販売をしていただいています。
「カフェ ロータス」はエスニックなメニューが多く、グリーンカレーやフォーなど、ボリュームもありリーズナブルでとてもおいしいお店です。また、東日本大震災復興支援のチャリティコンサートを開いたり、支援品の販売や、色々な手作り講座なども店内で行われています。AWCの商品はカラフルで手ごろな価格で、タイへの支援になるので多くの方に喜ばれているとお聞きし、うれしく思っています。お近くにいらっしゃる際はぜひ足を運んでください。
https://s.ekiten.jp/shop_69976379/


  
      

なぜ無罪?

2019年3月26日、愛知県で実の娘を長期間性虐待していたとして起訴された男性に「無罪」判決が言い渡されました。被害女性が抵抗できなかったことを立証できなかったというのが無罪判決の理由です。今年はこのような判決が3月から福岡県、
静岡県などで立て続けに4件あり、様々なところで疑問や抗議の声が上がっています。性犯罪を巡っては2017年に110年前にできた刑法が改正されました。しかし、性犯罪の被害者が訴え続けていた「抗拒不能」に関してはこの改正から抜け落ちてしまいました。
この判決をきっかけに「性暴力を許さない」という思いに共感する人々が花を片手に、刑法のさらなる改正を呼び掛ける「フラワーデモ」が4月11日に行われ、8月11日には日本全国17か所で行われる予定です。日ごろは自分達が法律によって守られていると感じながら暮らしていますが、弱者が本当に守られているのか、この判決をきっかけにしっかりと関心を持ち続けていきたいと思います。

国際女性デー2019

3月8日は国連が定める国際女性デーです。


1904年3月8日に、ニューヨークで女性たちが婦人参政権を要求してデモをした日を記念した日で、1975年(国際婦人年)に国連がこの日を広く女性の社会参加を呼び掛けるための記念日として、「国際女性デー」と定めました。ロシアではこの日は祝日になっており、イタリアでは女性に感謝する日として、男性が女性にミモザの花を送るなど、世界各地で女性の自由とジェンダー平等などを目指して色々なイベントが開催されています。
AWCは、3月9日に開催された国連ウィメン日本協会よこはまの「国際女性デー2019」に参加しました。子どもたちのダンスや地域のグループによる管楽器の演奏などが披露され、吉本芸人のビスケッティを中心にしたクロストークでは、SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」を達成するために、一人一人が考えていかなくてはならない身近な課題などについて、参加者全員で考えました。現在は小学生も学校でSDGsについての学習が行われているということです。私たちもしっかりと勉強していかなければならないと通感しました。

おたがいさまプロジェクト

2018年からのプロジェクトも2年目が終わろうとしています。最初は、チェンライ県のノンフォーマルエデュケーション(子ども時代に教育を受けられなかったおとなも対象の教育システム)の中学校課程のギー先生から、受け持っている生徒で家庭に問題があり自宅や学校に寝泊まりさせている子どもたち(当時15歳)4名の私設寮を作りたいという相談がきっかけでした。過去に施設をたらい回しにされた子どももいたため、私設寮の運営はなかなか難しく、多々の困難もありましたが、一時的なシェルターとして彼らの受け皿を提供できたことは良かったと思います。同時期にHIV感染した母親と息子(感染なし)の母子家庭への支援も行いました。私設寮の子どもたちは、2019年10月に無事、中学校の卒業資格を得ました。最も困難な状況にあるE君は次のステップであるバイクや自動車の修理工の職業訓練校での生活を始めることになり、最初の三ヶ月間は継続して支援することにしました。
 
2019年の事業の特徴は、活動に広がりや将来性が出てきたことです。バイク事故で下半身不随の障がいを持ったP君のキノコファーム、市内から離れた山地民のコミュニティ内にある学校の整備、山地民の子どもたちが暮らす寮で、現金収入を得るためのアイスクリーム販売で使用するテント購入、障がいを持つ家庭への養鶏小屋建設、女性たちの自立のためのミシン贈呈など多方面の支援を実施することが出来ました。生活費を支援するのではなく、自分たちで頑張ろうとしている人たちに、最初の機材購入などのスタートアップ
への協力をしています。そしてこれらの事業を実施するギー先生を、私設寮にいたE君や他の子どもたちが一緒に手伝っています。学校整備の草刈りや養鶏小屋建設などは、ギー先生よりも普段やり慣れている子どもたちのほうがテキパキと動いてくれるそうです。
日々の生活費にも困るような子どもたちや、出身によって様々な差別を受け、家庭も決して居心地の良い空間ではなく、一時は薬物に手を出してしまった子もいますが、人のために動ける気持ちが素晴らしいと思います。同じような境遇の仲間や信頼できるおとなとの出会いで本来の優しさやいきいきした表情が眩しいくらいです。来年はさらなる広がりやつながりに期待したいと思います。 (AWCユースリーダー 原梓)

おたがいさまプロジェクト


おたがいさまプロジェクトでは、昨年来チェンライ県の親と住むことが出来ない子どもたちのための寮を支援しています。
今年に入り、寮にいるすべての子どもがアルバイトをすることになりました。子どもたちが独り立ちして、生きていけるように是非頑張って欲しいところです。しかし、国籍のない山地民の若者を搾取するようなバイト先もあり、心配は尽きません。これまでの成育歴の中で、親や周りの人たちから大切にされるという経験を持っていないために、一箇所に馴染んで生活する習慣も身についていない子たちなのですが、このプロジェクトを実施して下さっているギー先生は、子どもたちの将来を見据えて、子どもたちに寄り添いながら、信頼できるおとながいる、居場所があるということを知ってもらうことを第一に考えて、粘り強く面倒を見てくださっています。
私たちも子どもたちの未来が少しでも明るいものになるように応援し続けていきたいと思います。

逗子トモイクフェスティバル2019 
(終了いたしました。)
たくさんのご参加ありがとうございました。

日時:3月23日(土)・24日(日)


共に学び、共に育つ「共育(ともいく)のまち」の実現をめざし、逗子で多彩な展示やワークショップが開催されるトモイクフェスティバルに今年も参加します。
AWCでは、タイの産地民の民族衣装の試着体験や、タイビーズを使ったアクセサリー作りのワークショップと、民族模様の手作り品の販売を行います。子どもにも簡単に作れるアクセサリーは昨年も大人気で、子どもたちの個性あふれる作品がたくさん出来ました。今年は「できることをふやす」のテーマに沿って、タイの山地民に関するクイズなどもあります。
クイズに挑戦して、アクセサリーを作り、民族衣装を着て北タイを楽しんで頂きました。


    • 逗子トモイクフェスティバル2019
      日時:3月23日(土)・24日(日) 10:00~17:00
      会場:逗子文化プラザホール 2階展示スペース

獅子舞プロジェクト報告会

2月2日、3日にJICA横浜で「よこはま国際フォーラム」が開催されました。

獅子舞に大喜びのメーランカムスクールの子どもたちたくさんのご来場ありがとうございました。
  
2月2日、3日にJICA横浜で「よこはま国際フォーラム」が開催されました。国際協力や多文化共生について約50の講座が2日間にわたり開催されました。
  
私たちは2日(土)の14:10~15:00に、同会場内の、4階セミナールーム4で、昨年の夏にタイで実施した獅子舞プロジェクトの報告会を行いました。獅子舞プロジェクトは伝統文化の継承を通して地域の誇りを取り戻し、地域活性化を促すことを目標に実施されました。タイの山岳民族は今も昔からの伝統的な暮らしを続けていますが、貨幣経済の浸透や他民族からの差別がいまだにあり、進学や就職で青少年が村を離れることも多い状況です。自分たちの文化に誇りを持つ人々も減少の傾向にあり、伝統文化の継承が難しくなっています。
  
一方、女川町では100年以上続いている伝統の獅子舞を子どもや若者に継承することに力を入れており、子ども達も進んで参加して町おこしに大きな力を発揮しています。東日本大震災で海沿いのこの町は壊滅的な被害を受けましたが、震災の2か月後、神社の大祭には獅子舞が避難所や病院などを回り、町の人々を元気づけました。
この女川町の獅子舞がタイを訪問、様々なところで公演を行い、村の人や子どもたちとの交流を行いました。
報告会では子どもや村人からの大歓迎を受けた訪問時のビデオなどを交えながら、伝統文化の継承の重要性とSDGsなどについてお話しました。

鎌倉みらい塾


1月19日(土)NPO法人鎌倉ユネスコ協会主催の「SDGsみらい塾」で、山本がSDGsのGOAL5「ジェンダー平等を実現しよう」についての講座をさせていただきました。
中学生から80代まで36名の受講生はみな熱心で、ジェンダーに関する世界の状況、日本の状況について熱心に意見が取り交わされました。
SDGs(持続可能な開発目標)は貧困、格差、異常気象など、グローバル化や気候変動に伴い深刻化する社会問題を解決しなければ、地球はもう持たないのではないか?という心配のもと、国連のすべての加盟国、193ヶ国の合意で採択された目標です。「誰ひとり置き去りにしない」という理念の上に、2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットが定められています。様々な世代の多くの方々がSDGsについて真剣に考え、語り合った時間は未来への大きな第一歩となりました。

よこはま国際フェスタ2019

みなとみらいグランモール公園
10月12日(土)~14日(祝)内2日間の予定10:30~16:00
国際協力・多文化共生に関わる多数の団体が一堂に集い、SDGsの達成に向けて様々な発信を行いました。

第23回 ポレポレまつり

10月26日(土)10:00~16:00
全ての人が、お互いに違いを認め合える社会をめざし、障がいや年齢、国籍に関わらず一緒に生きていくことを目指して開催されました。
本牧カボチャまつりと同時開催でハロウィンも楽しんでいただきました。









20年のあゆみ

小冊子ができました。

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